面接交渉権について

接交渉権とは、親権者や監護者とならなかった方の親に認められた権利で、離婚後に子供と面会したり、電話や手紙などの方法で連絡をとるなど、子供の養育に支障をきたさない範囲内で、子供と接する機会を保証しています。

面接交渉権は、親権者や監護者とは異なり法律に規定された権利ではありませんが、裁判を通して認められてきた権利であり、現在では、親として有する権利として認められています。 子供は、両親が離婚をすることによって、一方の親としか生活を共にすることができません。普段離れて生活している親と会うことで、同居している親からは得られがたい知識や経験を得られるかもしれません。 また、別居をしている方の親も、自分に対して愛情を持っているのだと確認できるかもしれません。

もし、あなたが一方的な希望で元の配偶者を子供に会わせないようにしているなら、子供の成長をかえって阻害し悪影響を与えているのかもしれません。 しかし、反対に子供が嫌がっているのに、面接交渉権があるからといって無理やり子供に面接交渉を求めることは、子供に悪影響であることに間違いありません。

面接交渉権が認められる基準は、子供の利益と子供の福祉です。面接交渉権とは、親の当然の権利として考えられがちですが、子供にとって有益なものとなるよう、夫婦双方が慎重に話し合い決めたいものです。

■面接交渉権は、離れて暮らしている親に面会や連絡をとることを保証する
■面接交渉が、子供にとって有益となるよう配慮する

注意すべきこと

面接交渉の方法に決まった形式はなく、それぞれの家庭の事情に応じて様々な方法がとられています。面接交渉に際しては、「いつ、どこで、どれくらい、どのように」といった条件を決めておきます。 面接交渉権は、親の権利として認められているものですが、親が子供の成長に悪影響を与える場合には、面接交渉を認めない場合や、面接交渉権が認められていても、子供に対して悪影響を与える場合には、裁判所が面接交渉の内容を一時制限したり、取り消しを行うことがあります。以下の行為によって、面接交渉権が認められなかったり、制限や取り消されることがあります。 もし、相手方に子供を連れ去れてしまった場合は、決して感情的にならず慎重に行動をして下さい。そして、両親の感情の狭間で、一番苦しんでいるのが子供であることを思い出して下さい。きちんとした手続きを行えば、子供はあなたのもとに帰って来ます。子供の心身に悪影響を残すことのないよう、トラブルを最小限にするのも親の務めです。

面接交渉を行った結果、子供が情緒不安定になるなどの悪影響が出た場合は、認められなくなる場合もあります。あくまでも、子供の福祉や利益が最優先されるからです。詳しい詳細やご不明な点などは、わたなべ法務事務所にお気軽にお問い合わせ・ご相談ください!最良の解決策を探しましょう。